シリーズ第9回 ”薪ストーブが使う空気の量”と”圧力”の関係

2022年02月03日

もう そういうとか! って色々わかってきた人も多分多くて、

今日の話も突然聞いたらチンプンカンプンだったかもしれないけど、

今日聞いたらそりゃそうだろ! って多分突っ込みたくなるよ笑

 

圧力っていうとなんか突然理科だけど、ストーブ的な言葉でいうと”ドラフト”っていうのかな、何回も昔から書いてるけど、この言葉曖昧で昔から凄い嫌いで笑。煙突の引きみたいなことの意味だと思うんだけど、煙突の引きっていう7文字よりは短いので使うけど、”煙突の引き”っていう意味で捉えてください。

ドラフトの単位はPa(パスカル)。僕が今決めた笑。僕が今決めたわけじゃないけど、昔はドラフトっていう言葉も曖昧ならば、単位? 単位なんてねえよ、ドラフトだよって風潮でそういうのも7年8年前にずっと自宅で測ってモニターしてた。当時はドラフト管理で色々なレギュレーター(減圧弁)を煙突につけて遊んでいた(どんな遊び笑)

でも、まあこの遊びあまり面白くない。しつこいけど温度モニターしたほうがいい。薪ストーブ屋たるもの、今排気温度何度か知らんって、どうなんだろう。

排気温度が燃焼効率とダイレクトな関係性を持っているっていうのに。

煙突赤外線で測ったりするのはダメよ、排気温度じゃないから。

めちゃ話ずれた、、、。

 

パスカルね

 

もうシリーズ9回目、

面倒になってきたのか結論を先に書きたい笑。

普通に燃えている状態だと、焚火みたいにゴウゴウ燃える沢山空気が入るストーブと、

とろーっと燃える空気があまり入らないパツパツな薪ストーブ

では、

煙突の圧力はゴウゴウストーブの方が高い。

煙突の差圧計を仕掛けて計測すると、ゴウゴウストーブは強い風吹きゃばっと50Paとかまで上がり下がり、

だいたい25Pa~30Paくらいで燃えていることが多いんだけど(ウチの場合よ、それが正解とかってことじゃないから)、

パツパツは何割か低い。二割か三割か。風の影響も当然受けずらいというか、風吹いた分給気しずらいので数字も激しく上がったり下がったりしない。

そりゃそうだよね。前のシリーズで書いた通り、

同じパスカルから流れている流量は同じ(開口度の法則)

なんだから、逆に言うと、流量が少なければ比例して圧力も下がっていくわけで。(結果的に出る圧力の数字っていうのがそれで実はもう一つ煙突の引きには大事な大事な数字ががあるんだけどそれはまたいつか)

 

だから例えば高気密な住宅で、

レンジフードとかで逆流しやすいのは、パツパツストーブの方なわけよ。

面白くない? パツパツな薪ストーブって高気密住宅ってイメージあると思うんだけど、、。

だからと言ってゴウゴウストーブつけりゃいいのか、が答えか! とか短絡省略早合点やめてよ笑ほんとに。

例えばダンパー機で最初ゴウゴウに燃えている時って、ゴウゴウだから、流量もたくさん流れてて、比例して煙突の圧力は高くかかっているわけよ。室内がレンジフードでどんどん負圧になっても、わかるでしょ、対抗して負けにくいんだよね。

対してイメージしてみて

トップダウンじゃないと火が付かないくらいの空気しか入らないストーブ。

ゆっくり燃えていくよね。

煙突に圧力もそんなにかかっていかないわけだよ。

そうすると室内の負圧に影響受けやすいよね。

 

どんなに高気密で薪ストーブ作ったって、煙突も含めて隙間って無くならないんだからさ、

おかしな負圧にならないうに住宅の方で総合的に対応させるのが根本的な解決になるのよ。薪ストーブ、煙突、住宅って要素がある中で薪ストーブだけで高気密対応って言ってるのは、違うのよ。

 

話は高気密住宅のほうに行っちゃったけど、

パツパツの方がパスカルが低い事を発見した時は震えたね。ホント震えた笑。

関連記事