ドンシャリの使用レンジ
日々メンテナンスしていると、
お客様がどうやって焚いているかだいたいわかるのは(けっこう細かいところまでわかるよ)、前にも書いたことあると思うけど、
最後にどうだったか、どうしたらいいかをお客様に説明するんだけど、
最近それするときにさ、
適正使用レンジに対して、って説明すること多いのよね。
この裏紙感 (読まないでね 笑)
こういう適正レンジがあるよと、
であなたこのあたりで焚いていますよーって。
ウチのお客さんはさ、7分目くらいの人が多いね。適正レンジの高いとこで焚いてるとホントスス少ない。
でさ、僕心の中で作業しながらここドンシャリだな、、ってつぶやく現場ってあるんだけど、
ドンシャリって、ギターとかベースとかの用語なのかな、、10代のころから使ってるから何だかわからないけど、
そういう事で言うと低音と高音を強調した音なんだよね。おお
低温と高温だ。
メンテでいうと、適正レンジに対して、低いとこと高いとこの症状は出ているんだけど、
中くらいがないっていうか。
具体的にどういうとこからそれ判断するかっていうと
やぱドアのパッキンって素材は白(ガラス繊維)で、塗料で色がついているんだけど
薪ストーブにもパッキンにもよるんだけど、ちゃんと温度出してりゃ、パッキンの色は飛ぶわな、っていう判断基準があって、
全然色飛んでなければ、
あれ、温度でてねえな、、、ってなるのよ。
進めて、煙突も黒いススだったり粒子が大きければ、
あなたLOWレンジだわ、ベースボンボンだわ(とは言わない、レンジに対して、低いとこで、、という)って説明できるんだけど、
バッフルについてるススが真っ白だったり、煙突が白かったり、、みたいな高温レンジのほうの症状も一緒に出ていると、、ドンシャリってことになる。
これどうやって焚いてるかというと、
薪のコンデションがよくない(乾いていない)、、ので、 空気いれてあおって焚いている場合が多い。
そのあたりはガラスの状況、内部のススの色付き方結露の跡などを加味して推測するんだけど、
まあ、全部わかるよ。
そういう時は、まるで悪いことじゃないみたいな感じで「○○さん、着火の時に当然少し灰受け空けてるじゃないすか⤴」っていうと「はいはい、」ってなって
「それダメなんすよ」
って言って「えー」ってなる笑
あー昨日焚いたやつが、、とかいう方もいるけど、昨日焚いたやつの症状は逆にわからない。
2年ぶりだったら2年の通した結果が出てくる。
煙突とストーブは素直よ。
特にちょっと前のストーブはよくそのあたりの証拠は残す。スカモのストーブは証拠も燃えつくす笑。
ドンシャリは、シャリ(高温)の部分はストーブを痛めることがあるし、
ドン(低温)の部分は、タールになる可能性があるので、
やぱちょうどいい音にしないとね。