ドンシャリの使用レンジ

2022年06月01日

日々メンテナンスしていると、

お客様がどうやって焚いているかだいたいわかるのは(けっこう細かいところまでわかるよ)、前にも書いたことあると思うけど、

最後にどうだったか、どうしたらいいかをお客様に説明するんだけど、

最近それするときにさ、

適正使用レンジに対して、って説明すること多いのよね。

この裏紙感 (読まないでね 笑)

こういう適正レンジがあるよと、

であなたこのあたりで焚いていますよーって。

ウチのお客さんはさ、7分目くらいの人が多いね。適正レンジの高いとこで焚いてるとホントスス少ない。

 

でさ、僕心の中で作業しながらここドンシャリだな、、ってつぶやく現場ってあるんだけど、

ドンシャリって、ギターとかベースとかの用語なのかな、、10代のころから使ってるから何だかわからないけど、

そういう事で言うと低音と高音を強調した音なんだよね。おお

低温と高温だ。

メンテでいうと、適正レンジに対して、低いとこと高いとこの症状は出ているんだけど、

中くらいがないっていうか。

具体的にどういうとこからそれ判断するかっていうと

やぱドアのパッキンって素材は白(ガラス繊維)で、塗料で色がついているんだけど

薪ストーブにもパッキンにもよるんだけど、ちゃんと温度出してりゃ、パッキンの色は飛ぶわな、っていう判断基準があって、

全然色飛んでなければ、

あれ、温度でてねえな、、、ってなるのよ。

進めて、煙突も黒いススだったり粒子が大きければ、

あなたLOWレンジだわ、ベースボンボンだわ(とは言わない、レンジに対して、低いとこで、、という)って説明できるんだけど、

バッフルについてるススが真っ白だったり、煙突が白かったり、、みたいな高温レンジのほうの症状も一緒に出ていると、、ドンシャリってことになる。

これどうやって焚いてるかというと、

薪のコンデションがよくない(乾いていない)、、ので、 空気いれてあおって焚いている場合が多い。

そのあたりはガラスの状況、内部のススの色付き方結露の跡などを加味して推測するんだけど、

まあ、全部わかるよ。

そういう時は、まるで悪いことじゃないみたいな感じで「○○さん、着火の時に当然少し灰受け空けてるじゃないすか⤴」っていうと「はいはい、」ってなって

「それダメなんすよ」

って言って「えー」ってなる笑

あー昨日焚いたやつが、、とかいう方もいるけど、昨日焚いたやつの症状は逆にわからない。

2年ぶりだったら2年の通した結果が出てくる。

煙突とストーブは素直よ。

特にちょっと前のストーブはよくそのあたりの証拠は残す。スカモのストーブは証拠も燃えつくす笑。

ドンシャリは、シャリ(高温)の部分はストーブを痛めることがあるし、

ドン(低温)の部分は、タールになる可能性があるので、

やぱちょうどいい音にしないとね。

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