グラミー賞
録画したグラミー賞を見た。
本当にビビった。
多様性。LGBTQ。進みすぎててて、、というか、それが当たり前だという意思、それを勝ち取った喜びみたいなものが画面にいっぱいで、
イコール僕の国日本とその状況と違い過ぎてて。。。
司会者もメチャメチャ悪いブラックジョークめちゃいうんだけと、日本は今コンプラ警察が多すぎで何も言わないので 結果理解しあうプロセスまで遠かったり、、
ブラックをブラックで返してたりしてすごい面白かったし。
人の関係に余裕を感じたよね。
それと純粋にエンターテインメントってことでいうと、僕の国日本と悲観的になるくらい差がついた。
昔、ひらかれた国の子は大リーグを目指す、って村上龍が書いたけど、
その通り野球もサッカーも完全にひらかれたと思う。今のトップレベルの子供は大リーグでプレーするのを当然のように道筋として描くと思う。
対してエンターテインメントは「将来グラミーを獲りたいんです」っていう歌手は向こう20年くらいは日本に出てこないと思う。(藤井くん早いとこ海外に拠点を移してほしい。)
が、韓国は既にたくさんの人がそれを本気で夢見てると思う。世界とつながっているんだよね。日本はつながってない笑。だって聴かないでしょ、あっちの音楽。。
大きな日本の閉鎖性は日本にいると本当にわかりにくく、、しかもエンターテインメントだけの問題じゃないのが明らか過ぎて
落ち込む 笑
そしていつも素晴らしいと思うのが、
カントリー、アメリカンルーツ、ラテン、ブルース、R&B、ゴスペル、ロック、ヒップホップ、いろんな言い方があってもちろんその線は無いんだけど、
それぞれにリスペクトがあるんだよね。カントリーは日本じゃ想像つかないくらいの大きなマーケットだし、
ヒップホップでもR&Bでも長くゃっている人がちゃんとレジェンドになっているんだよね。リスペクトがある。人にも音楽にも。好きなもの良いものを使い捨てしない。イコールしっかり歴史を積み重ねているんだよね。昔“キャロルキング”でも書いたけど。
表面のスタイルだけを取り入れて使い捨てしてるどこかの国と違う。
やっぱ音楽を好きという度合が、、それが必要なんだという度合が違うんだと思うな。
若いストーブマンたち、海外の音楽をぜひ聴いてほしい。
ソングオブザイヤーのボニーレイット御年73歳。バイデン夫人が発表した瞬間ボニーは下を向いていたように思う、まるで他人事のように。この曲の地味さ故に自分でも受賞するとは思わなかったんだと思う。
こういう曲がソングオブザイヤーを獲る、、、、なんていうのかな、その土壌の 成熟さを噛みしめてほしい。
ボニーレイットはほぼ全てのアルバム持ってるだけに嬉しかった。
グラミーやトップガン、スタンディングオベーションやハグを見るとアメリカすげえって思う。スタンディングオベーションのあの自分の意思を表示する感じ。日本は逆。まわりと同調する感じ。僕はイイと思ったらそう言い、立とう。ああそれはずっとそうしてきてるか笑。
テイラースウィフトも周りが座っててもずっと立ってたよね。
かっこいい。