ベースの暖房の重要性

2023年03月01日

本州の温暖地域は関係ない話だと思うからなんならパスして。

 

薪好きだから薪だけで暮らしてるのを、今年、家のある場所のパネルヒーターを当然入り切りしないでずーーーっとつけてみてんの。

実験よ。

ウチは、エコジョーズや灯油(ま電気もだけど)温水暖房の仕事ずっとしてたからさ、

僕んちはなんならそっちでも全部温まるだけの暖房になっているのよ。

玄関にもロードヒーティングみたいにパイピングしてある。自分でやってるからずいぶん安くできたよね。

ま、その割にスイッチ入れたことないけどさ。

家建てて薪ストーブだけで暖まる、という感動が16年続いてセントラルヒーティング稼働させてないのよね。

そして常にこの長い冬をなにがしの実験に使ってるでしょ、家を。下手すりゃ10か月焚くんだからさ、7月8月以外。まさに北欧だよね。色々な実験できるのがアドバンテージだよね。

ほんとずっと実験してる。ストーブを変えて起こること知りたくて27台変えて、煙突を変えて起こること知りたくて煙突も4回変えてるしいろんな数字もホントモニターしたよな。

で、今年はパネルヒーターつけてんの。

ガスが高い今年によりによってね。

で効果はこうなる

 

本来下がるところをパネルが担うってことになるのよね。

パネルヒーターってサーモバルブってのがついていて、ある設定温度以上になると循環している温水をそのまんまボイラーに戻すのよ。で、ボイラーも、あれその帰ってきたで。って感知して、循環している温水温度を保つためのバーナーは火はつかないんだよね。ようはポンプなんかの電気代はかかるけど、そん時はガスは食わないの。

このグラフのように、ベースの暖房の担ってくれてる部分を今年ガス焚いて堪能しているわけなんだけど、

衝撃よ。

低いところからスタートする薪ストーブと
低くないところからスタートする薪ストーブの差がってこと。

これつけないとウチだと函館風強いし、下がる時はマイナス20℃くらいまで下がるしって。

寒い時だと室温16度くらいまで下がってしまうのかな。

それがベースに弱い暖房入っているので、そこまで下がりきらない。

となると、そこからの薪ストーブのスタートは”寒くない” をつくるんじゃなくて ひたすら”あったかい” の部分なんだよね。

薪もガンガン焚き上げしない分、すごい減る。今年蓄熱ブロックのおかげもあり(これの効率もやばい)正直薪経年の半分くらいしか使ってない。

その分ガス代はいくらかって? 一番寒い1月で2万チョイプラスって感じだった(これを知りたかった)。ま、ウチいたずらにデカくて(60坪近く)それも悩みの種っていうか。

蓄熱するメイソンリーヒーターをつけると同じような感じになる。

今年はパネルヒーター稼働させるためにメイソンリーヒーター稼働させなかった。

こんなに好きなのに笑

でもまあ、1個の家で薪ストーブとメイソンリーヒーター2台稼働させるオペレーションと、

1台で済むオペレーションの違いも知った。

「そんなに頑張らなくってもいいんだよ」

って笑

こんなに好きなのにさ笑

 

ホントでも色々やってみなきゃだめよな。散々言ってきたけど僕が日本で一番暖房に関してニュートラルだと思う。

こんなに薪が好きなのに笑。

 

来冬は床下の蓄熱容量減らして、床下にエアコンいれてベース暖房賄うのやってみようかなと。

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