ブラウン
2021年04月22日
昨日メンテナンスをしていて、オーナー様が時間で先に家を出ることになって、一人メンテナンスしてたの。
コイツ(薪ストーブ、F500のマジョリカブラウン)は俺んとこにいた子で、実験をしたり、料理のイベントの練習をしたりと一緒にいた時間を何となく思い出してた。
最後に汚れた表面をキレイにフィニッシュしている時、そんなシチュエーションで、なぜか架空の物語が想像の中で始まった(俺のアタマの中ではよくある笑)
ここのオーナーさんはよく使ってくれてて、あったかく暮らしてて。
なのでフィクションです笑
(オーナーさんの声)
おまえのことはだいたいわかったよ。
だって3年ももう一緒にいた。
夢中になったし、全部試した。楽しい想いをさせてもらったんだよ。
いちばんワクワクするものから、
いちばんの興味の対象から
おまえとの生活は普通になったんだよ。
ブラウンは黙って僕に拭きあげられている。
沈黙を守るブラウンからこんな声が伝わってきたような気がして一瞬手が止まった。
一番じゃ無くなってもずっと好きでいてね。
薪ストーブとの生活はこうやって始まって、
メンテナンスに伺い、
オーナーさんの愛情が形を変えてもずっと続くことへの願いなんだなって。相思相愛でいれば絶対にいい形で応えてくれるからね。
最高の状態に戻ったブラウンは堂々と佇んで素敵でした。
人間もこうありたいな、と。
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