死ぬまで手放さない薪ストーブが無くなったわけ。

2022年01月21日

なんか自分のをトイレで読み返してたら、F500と700SLかなんかの話で、「死ぬまで手放さないだろうという薪ストーブはもうでてこないだろう」みたいな締めがあって、

ぜひその訳を書こうってトイレで思ったんだよね笑。

 

今新しく出てくる薪ストーブ。

例えば、全然今出てきたわけじゃないこういう縦型の薪ストーブって僕が薪ストーブ屋始めたころからヨーロッパでは当然沢山あって全然新しい世界じゃないんだけど、ノルン。

流行ってるよね笑

ウチも何台か立て続けに年末、、、これ今薪ストーブ屋さん売りやすい状態にあるというか笑。”縦型なのに炉内がある程度広い”というめちゃイイ利点を持ってるんだけど、

死ぬまで持ちたいとちょっと違う気がする。なんてかな。死ぬまで持ちたいのってボロくなってもカッコイイものじゃない?

いつも言ってるけど鋼板製薪ストーブのモノとしてのピークは新品時で、、後は少しずつ古くなっていくけど、鋳物はなんていうか、手のかけ次第では30年しても現役って実際あちこちメンテ回ってててもいっぱいあるもんね。そういうのは代替えが無いというか、今のストーブにすると対抗してお勧めできるものが少ないというか、、

実際中古として入替えで倉庫に下がってきた7年くらい使った鋼板の薪ストーブの商品力としての下がりようはやっぱ大きい笑。

ま、モノの生まれたコンセプトとしても、30年使ってもらおうとして作られてはいないからね。

あっちはインテリアに物凄く命かけるから

薪ストーブも”部屋のインテリアに合うかどうか”っていう選び方されるんだよね。

でそういうトレンドって移ろい変わっていくのでそれに合わせて10年位で薪ストーブも替えるっていうのが普通というか。

北欧は国民の平均年収も上位にランクインしている国でしょ。日本は20~30位のあいだくらいでおおざっぱに言うと年収はだいたい日本人の倍。

で薪ストーブは日本にもってきた段階で値段は2倍とか3倍になるんだからさ(これは全ての輸入品がそうで当たりまえのこと)。言い換えると年収は倍で薪ストーブの値段は半分かそれ以下なんだから。

そしたら10年に一回変えるでしょ。

で薪ストーブで主暖房って暮らすっていうのってまずないからさ。

セントラルヒーティング王国だから。イイ性能の家を作ることは当然法律で規定されているし(日本はされていない)、寒い国は対流を作らないで暮らす事にホント命かけているから(このあたりは本州の人はわからんと思う)ね。

 

じゃ今僕が自宅で長期インプレしているドイツのレダ、鋳物製。

僕んちじゃないよ笑

鋳物の薪ストーブは違うのか、っていうと、やぱ時代はどんたけシンプルにモノ作るか、って動いているよね。これもとても物凄いイイ空気レンジ持っていてさ、使いやすい薪ストーブ。

アンコールの時代は鋳物でできる人類の挑戦というかさ。部品一つ一つの作り込み、燃焼のコンセプト取っても”暖かく長持ちして”っていう作った方の気持ちがヒシヒシと伝わってくるよね。

新しい薪ストーブはそういうのは無い笑。

淡泊 笑。

で、市場も淡泊になっていくんだよね笑 それを変えていこうなんて思わないし寂しくもないけど、

やっぱ薪ストーブの若い世代には昔の薪ストーブの良さを理解して欲しいって思うよね。

 

服もさ、昔の方が随分高かったよね。ファストファッションで世界中の若者が同じ格好になった。

一昨日苫小牧の倉庫のフォークのオペさんが今のフォークリフト、、要らないもんが沢山ついて全然上げられない(昔は定格重量以上どんどん仕事させてたってこと笑)、10年もしたら壊れる、昔のは25年乗れた、って言ってた。

ボイラーもそう、40年前とか日本が頑張ってモノづくりしていたころは25年持つボイラーなんていっぱいあった。今は10年でぶっ壊れてる。

エアコンとかもそうだね。家電は全部弱くなった。

 

人類は豊かになったんですか? って気持ちになるね笑。

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