白樺の甘い香り
2022年04月09日
また今年も白樺の樹液をいただいた。
今朝採ったやつ。
ペットボトルは山の温度になっている。
沸かしてコーヒーを飲むと、かすかに甘い香りがコーヒーに乗っかる。
こんな贅沢が春の普通って、北海道って豊かだなあ。
山に行って樹液を採取までして持ってきていただいたのは(前もそうだけど)、Iさん。これから仕事に行く恰好で寄っていってくれたんだけど、固めの恰好でこういうワイルドなものを持ってきてくれるふり幅がほんといい。
見た目はしっかりしているんだけど、Iさん、めっちゃワイルドで、自分で薪を切りたいがためにピックアップトラックに変えて人生を変えた人。
しかも、ビカビカのとかじゃなく、ボロくて超かっこいいんだよね。
それを、ペンキでハケとローラーでボディを自分で塗り、荷台にチェーンソーとガソリン携行缶を投げ込む。
そして木を切り倒し、
家族のために薪を割る。
ホント、ヒゲよりロン毛よりワイルドなものってあるよ。(Iさんはどっちでもないけど笑)
そういうことをやっていると、
ネットの情報やYouTubeの情報が関係なくなるのわかるかな?
山で過ごして木を切っていると、そのコツや木が倒れ始める動き、その音、そのあとの処理の仕事量とかSNSやYouTubeで表現できない情報にめちゃくちゃに触れ、自分の血肉になると、
情報は意味をなさなくなる。
自分自身がいってみれば情報になるというかね。
薪ストーブユーザーの究極は、そういうことにたくさんたどり着けるってことだよね。
なんでもいいんだよね、別に木まで切らないにしろ、
日々木から火から感じる色々が。
たくさんあるんだよね。
関連記事