メイソンリーヒーターの不器っちょなところ
メイソンリーヒータの不器っちょなところは、不器用さは不器用さでもちろん良さでイイって感じのそもそもモノなんだけどさ、まずよくあるあの言い方
「一度に20キロ薪を入れてトップダウンで燃焼する、それを一日2回」
みたいなね。
これはもちろんこれでイイんだけど、
そもそも、
実は”薪を入れるのが面倒”、っていう人はほぼ地球に存在しない、っていうのと、
一番は、20キロ薪を入れてトップダウンって、行儀よく上からゆっくり燃えていくわけもなくて、どこかの段階で必ず入れた薪全部に火が回ってしまうんだよね。
その時って煙まあまあ出るわけ、当たり前だよね。
灰受けから入れる空気だけだと、反応時間が足りなくなるのよね。デカイ炉内のやつは間に合うことがあるんだけど、なかなかでかすぎるヒーターは作れないしね。
そこでまずはしっかり燃える機能を作りましょうということで、最近のメイソンリーヒーターはプレヒートしたクリーンバーンエアとバッフルがついているのよ。どうしても足りなくなる火の先っちょで空気を補充してあげるイメージなんだけどさ。
そこの部分の加工を(スペア一枚も含み) 薪焚亭主人にトリマでスカモを掘る作業を手伝ってもらった。
後ろから入った空気は、耐火煉瓦の中を通ってある程度プレヒートされて火の先に当たるように炉内に入ってきるようになってて、
いや、薪ストーブ焚いている人だったら、灰受けだけの空気で効率よく燃えないよね、って想像つきますでしょ。
将来的には、セカンダリーのプレヒートでしっかりと高温の炎で効率よく燃える箱を作りたい、そして、それをしっかりと受け止める箱、、、。
で なんなら燃焼中にドアを開けられるようにバイパスダンパーがついている。
これは、20キロいっぺんに入れるというより、しっかり燃える量を入れる方が効率は上がるし、
なんてったって、熱々の炉内で料理ができる。本当の石窯だからね。パンも焼けると思う。
このヒーターはホワイトオーブン付だから、ホワイトオーブンとブラックオーブンがついている。
ワクワク最高潮よ。
薪焚亭さんのブログでは(登録して読んでね)あと2日って書いてあるけど、段取りに1.5日かかっていて(それでも早いほう)撤収も含めると日曜日までかかるかもね。