煙突囲いに求められる7つの条件

2021年08月21日

煙突囲いは、角型トップとか、チムニーカバーとか色々あるけど、

こういうのが煙突囲いね。

高性能住宅に煙突を設置するにあたり、

求められる条件がいくつかあると思うんだよね。

あげてみよっか。

①どこにも結露が起こる可能性がなく、

②もちろん水も入らず、

③断熱欠損が無く、

④気密区画が連続し、

⑤虫が入らず、

⑥死に空気が無く、

⑦暴走運転時に熱を逃す。

という施工方法は、

なんと今まで無かった。

これは僕だけの話ではなくて、日本の薪ストーブ界の話ね。だから多分あなたの家も何かしら上記の7つの条件をクリアできていない。高性能住宅何だろうけどクリアできてないのよ。どこか曖昧なとこがあるのよ。

だいたい自分の家がそうできていないし。。

大手ハウスメーカー??  であろうが同じ。。

出来ていないとしても、本州だと北海道より結露の条件が甘かったり(本州は温度差が少ない)、気密断熱の問題が甘かったりと、地域にとってこの問題の重要度は凄く違うとは思う。本州は建物自体が③とか④がなってない家がまだまだ建ってるもんね。

“現状何も起きてない” とか、”今まで何も起きていない”という事実で、、正解にしてきたというか、、まあ、無かったからと言って適当というわけではなくて今までもそこに精一杯英知を集めてきたことは事実なんだけど、

ただ、特に煙突囲いの③断熱と④気密 は曖昧なことがありつつ日々施工を積み重ねていってる現状に対してなんとかもっとしっかりとした方法、、とずっと考えてはきてたんだよね。(普通は疑問すら持っていない。)

そう、今もうホント、エビデンスエビデンスって、”何も起きてないから大丈夫”みたいな経験とか、慣例が何か考える時もう役に立たなくなってきているというかさ。

ただ、

そこの7つ全てをクリアしている施工方法がやっと確立できた。

今年のメタルストーブの施工は全部そっちに入れ替わっております。

いつもの事だけと刷新すると、前のが途端に古く感じるのは人間のホント性。これも少しずつバージョンアップしていくんだろうけど、

やっていく中で、ホント今までの薪ストーブの常識って何なんだろうってどんどん見つかってきているよ、

排気温度の常識とか。

流速もそう。8年前どうしても調べたくて50万位の計器見積まで取ったけど笑、あの時点では買わなくてよかったかな。

そういうものに合わせてどんどん常識も新しくなっていかないといけないね。

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