メイソンリーヒーターの “バイパス” っつーもの

2023年04月25日

普通はついていないとかと思うんだけどさ、メイソンリーヒーターにバイパスダンバーって。これについてちょっと説明さしてくださいな。

メイソンリーヒーターは、炉で燃えて、一回排気の向きを180度変えるんだよね。

ま、色々蓄熱するものには色々な排気のルートがあると思うけど、

ようは大抵は燃えて煙が上にあがって行ったらヒーターの中で今度は下に行くんだよね。

 

だから燃焼中ドア開けると、煙がドアから返ってくるわけ。

僕のイヤなやつね笑、平気な人もいるけど

燃焼中は空けられないから薪を足せないってことで、沢山薪をいれてトップダウンなんだけど。

それでも失敗したり、崩れたの直したかったり、薪どうしても足したいみたいな時あるから

大体のメイソンリーヒーターの写真見ると、ドアの上黒くなっているのってそういうことよね。

 

それを上行ったら下行かないで、まっすぐ煙突に送ることを操作できるのがバイパスダンパーさ、わかるかな、この説明で。

絵とか期待しないでよ笑

 

メリットとしては、

・シーズン初めなどのコールドスタートが超楽。

・薪を足せるので、最適な燃焼ができる。

・扉をあけて、チンチンに蓄熱した炉壁の熱と、熾火の熱を使って、ホッケ焼いたり、オーブン料理ができたり、鉄の薪ストーブと違って温度が安定するので、パンもお菓子もできる。

これが一番デカイよね。

下火を使って、ピザッチメントを使うと、90秒で火を入れるようなナポリピザも下が焦げずにできるよね。

例えば、夏の終わりに、炉内であまり重くない薪を焚いて、バイパスさせて、ヒーターを温めずに炉だけ温めて、トマトとかシイタケとか干したり。これもサイコーよ。

だから楢だけしか持ってないとこういうことできないんだよね。楢だけだといつまでも熾火で始まんないし、寒くないのに最高にあったかいもん焚くのってね。

これバイパスダンパー、、メリットしかないね。施工がややこしくなるだけだけどそんなのいくらでもやるよね。

っていうか、なんで無いんだろう? だし、

ホント、ウチのヒーター、どんどんよくなっていく笑。

ハンドルのがバイパスダンパーで

銀玉のスライドするやつが、焚いた後に閉めて、熱をヒーターに閉じ込めるやつね。煙突につけてももちろんイイんだけど、ここだと届くんだよね。

左側のお弁当箱みたいなのが、スートハッチって言って掃除口ですね。

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