メイソンリーヒーターの “バイパス” っつーもの
普通はついていないとかと思うんだけどさ、メイソンリーヒーターにバイパスダンバーって。これについてちょっと説明さしてくださいな。
メイソンリーヒーターは、炉で燃えて、一回排気の向きを180度変えるんだよね。
ま、色々蓄熱するものには色々な排気のルートがあると思うけど、
ようは大抵は燃えて煙が上にあがって行ったらヒーターの中で今度は下に行くんだよね。
だから燃焼中ドア開けると、煙がドアから返ってくるわけ。
燃焼中は空けられないから薪を足せないってことで、沢山薪をいれてトップダウンなんだけど。
それでも失敗したり、崩れたの直したかったり、薪どうしても足したいみたいな時あるから
大体のメイソンリーヒーターの写真見ると、ドアの上黒くなっているのってそういうことよね。
それを上行ったら下行かないで、まっすぐ煙突に送ることを操作できるのがバイパスダンパーさ、わかるかな、この説明で。
絵とか期待しないでよ笑
メリットとしては、
・シーズン初めなどのコールドスタートが超楽。
・薪を足せるので、最適な燃焼ができる。
・扉をあけて、チンチンに蓄熱した炉壁の熱と、熾火の熱を使って、ホッケ焼いたり、オーブン料理ができたり、鉄の薪ストーブと違って温度が安定するので、パンもお菓子もできる。
これが一番デカイよね。
下火を使って、ピザッチメントを使うと、90秒で火を入れるようなナポリピザも下が焦げずにできるよね。
例えば、夏の終わりに、炉内であまり重くない薪を焚いて、バイパスさせて、ヒーターを温めずに炉だけ温めて、トマトとかシイタケとか干したり。これもサイコーよ。
だから楢だけしか持ってないとこういうことできないんだよね。楢だけだといつまでも熾火で始まんないし、寒くないのに最高にあったかいもん焚くのってね。
これバイパスダンパー、、メリットしかないね。施工がややこしくなるだけだけどそんなのいくらでもやるよね。
っていうか、なんで無いんだろう? だし、
ホント、ウチのヒーター、どんどんよくなっていく笑。
ハンドルのがバイパスダンパーで
銀玉のスライドするやつが、焚いた後に閉めて、熱をヒーターに閉じ込めるやつね。煙突につけてももちろんイイんだけど、ここだと届くんだよね。
左側のお弁当箱みたいなのが、スートハッチって言って掃除口ですね。