煉瓦の風合い

古煉瓦黒。

コーナーの　床ヘリンボーンの　丸い框。俺の定番のパターン。

丸い框は、炉台を小さく作れる利点があるんだよね。ココは設置場所が狭かったので、丸く作った。薪置く場所は炉台の横になるよ。

ただの円ではなく、緩い曲線とかもいかようにも可能。

しかしさこの風合い。唯一無二。

めっちゃかっこいいね。

これ目地はね、煉瓦の重さ(重量ではない、雰囲気)と個数(壁の大きさ)でバランスをみて、どれくらい黒くするか(マットにするか)、コントラストつけるか現場で色を決めて積んでる。

普通のセメントと砂だけで積むことって俺の場合ほぼ無いかも。

炉壁は構造ではないので、薪ストーブをステキに演出するための意匠なので、しかも、積んだ煉瓦としてはディフォルメの表現よね。大きな壁を作るのと違うから。

目地はその表現に使ってます。煉瓦のステキなコバ面を生かすも殺すも目地次第って気がしてる。

 

煉瓦ってカッコイイんだよね。

煉瓦の炉台炉壁っていまわりと敬遠されるけど、

その責任は薪ストーブ屋にあると思う。