主暖房の場合の薪ストーブの心得
とりあえず、キヤッチーに言い切ってしまうことから始めてみたい笑
薪ストーブを主暖房で暮らす場合、、
①縦型のストーブは北海道で主暖房は無理
②小さいストーブは北海道で主暖房は無理
③かっこよすぎるストーブは北海道で主暖房は無理
いいね笑
キャッチーでショッキングだ笑
まず、主暖房サブ暖房のカテゴライズだけど、北海道の家はセントラルヒーティングが新築においてはマストで普及率ほぼ100パーなので、どっちをメインにするか? で薪ストーブが主なのか、サブなのか、というのが決まってくる。
そして使用状況をおさらいしたい。
函館の場合、住宅をある程度高性能にしても、冬が長いし春も秋も寒いので焚く量としては、6㎥から10㎥くらい。多い人はもっと焚いてる。俺なんかもっと焚いてる笑。
まあ平均8㎥としようか。
なので本州は知らん。笑
で
①縦型のストーブは北海道で主暖房は無理
だけど、
ま、もたないよね笑
そもそも、そんなに焚くようにできてないよ。北欧のあるメーカーに行った時、おれ薪ストーブだけで暮らしていると言ったら驚いてたもんな。そもそも、セントラルヒーティングをはじめとした高性能な家が実現できているあっちの国じゃ、薪ストーブだけで積極的に対流を起こして家全部を暖めようっていうのってナンセンスで
そんなことする必要が無いんだよね 笑 商品ができる事と、求められてることが合致してないというか。
タテ型のストーブは、なんていうかさ、2年ごとにガスケット取り替えながら長く使おう、って出来てないしね。だいたいドアすんなり外せたりしないし笑 よく外す前提じゃないというか。中もとにかくボルトも多いのが多いよね。でもまあ、躯体とかパーツ交換する前提でももちろんないけどね。
輸入元じゃなくてメーカーは10年くらいの寿命だって言ってるし。
鋼板って最初イイけど、10年したらホント古くなるし。
10年したら満足して取り替えるって思ってると、いいと思う。
サブで年間3~4㎥焚いて、2年~3年に一度メンテして、っていうのだったら10年以上持つと思うな。商品にできること、ってそんな感じだと思う。
だいたいオールスカモって、スカモを10年持たすのって大事に大事にしなきゃいけないよね。その気遣いが既に長い冬のツールとしてしんどい。
縦型のストーブにだいたいついてるデカすぎるガラスも同じ。
毎日キレイにしなきやいけないし。白曇りしたり。
サイドにガラスついてるやつなんか完全に主暖房無理。
あー言い切ると気持ちいい笑
なんか質問ある? 笑
②小さいストーブは北海道で主暖房は無理
ね、小さいストーブ無理よ、小さいストーブでも暖まるよ、家なんて。でも小さいエンジンでずっと運転させるのは必然的に適正レンジの上の方ばかり使う事になり、だいたいぶっ壊れる。メンテ頻度も上がる。ススも多い。
し、同じ薪の量使ったら大きいストーブの方がめっちゃあったかいからね。
よく設計士でさ、ウチは性能がイイから小さいストーブで大丈夫、って言う先生いるけど
あれは嫌い、そんなつもりじゃないんだろうけど、高性能住宅エゴに聞こえちゃうね。
ストーブに対しての理解がもう少し深まればイイね。小さい薪ストーブって性格がめっちゃピーキーだからさ。
そのピーキーが長い冬を過ごすのにしんどいんだよね。
寛容性が大事よ。生活って。
③かっこよすぎるストーブは北海道で主暖房は無理
武骨って言葉あるでしょ、靴でもそうでしょ、15万円するオールデン買って毎日履いて、雨の日も砂利道もスコップもって穴掘ったりバイク乗ったりいろいろあるわけでしょ、冬って、長い人生って。
そんなのオールデンにやらせていい事じゃないし。
ちょっと履いたら、シューキーパー入れて休ませて湿気取って磨くのがオールデンでしょ笑
オールデン持ってないけどさ笑
かといって欲しくも無いんだけど (オールデン履くシチュエーションが俺にはない笑)
毎日履いて手入れも忘れたころにして、カカト無くなったらオールソール交換にパッと出して履き続けられるのが武骨なレッドウイングでしょ。
だから、世の中のモノにエレガントでタフなものって無いんだよね。対義だから同居しようがないんだよね。
そこ両方求めちゃダメってことさ。
メイスンリヒーターなんて原料で出来てるっていうかさ笑 武骨の塊でしょ。
あー気持ちいい笑