はじめてのホンモノ
しばらく前 、小学校4年生の男の子が親御さんと一緒に斧を見に来たの。この男の子、、店に置いてる沢山の斧や、私物の剣鉈や端鉈をカッケー!!! ってテンションをあげてんだよね笑
なんでもこの男子、薪割が好きでおじいちゃんの家で薪割をしているんだって。
4年生で薪割してる事もびっくりと言えばびっくりだけど、そもそも斧が好きってすごく珍しいよね。
YouTubeで勉強した斧の知識を沢山語ってくれてさ、キャンプにも持っていける斧を欲しいと考えているんだそう。
すごいキラキラして楽しそう。
色々考えてみる、、、、ってことで、その日は帰ったの。
2週間してまた来店。
キャンプに持っていけるようにグレンスフォシュのウッドチョッパーを買う事に決めた。
って。
大きな442、もしくは445はお小遣いとお年玉をためてゲットするんだって。
じんとくるよね笑。
初めてのホンモノがさ、グレンスフォシュって凄くない?
多分すごく大事にしてくれると思うし、
ウッドチョッパーでできる事は全てやるんだと思う。
時間をそこに費やして、小さな壁を超えて超えて道具を使いこなすことを覚えるんだと思う。しかも本物の道具で。
ホント、好きって気持ちって努力だけで行けないところに人を連れて行く可能性だよね。
「あーこれがイイんだ?」って何気に初めて聞いた名前グレンスフォシュを買っていくお客様もたくさんいる。もちろん大人だから24000円の斧を買うのにお金は貯めないで買える。
メンテで伺った時に刃をサビサビにしてる家もあるわ笑
道具として使いこなされていないっていうのはよくあるかも笑
僕が子供の頃、、そして大人になった今、、、、”モノを手に入れる”って事柄を中心に色々な気持ちがごっちゃになってさ。
僕も小さいころ欲しいもの沢山あったなあって。この男の子のようにキラキラしてワクワクして夢見たなあって。
手に入れたものもあるし、手に入らなかったものもある。
僕がそうであるようにこの男の子は、大きくなって薪からたとえ離れたとしても大好きで買った始めてのホンモノ、グレンスフォシュを忘れないと思う。