CBパイプどこ行った?

2021年12月02日

クリーンバーンパイプ、、、

むかしのF500も7110とかハーススートーンやいろんないろいろ。

薪ストーブ、、ドアを開けて中を見上げるとクリーンバーンパイプがあったよね。

こんなやつ。

ま、このパイプからいわゆる二次燃焼用の空気が供給されるんだけど、

パイプではないにしてもバッフル下でクリーンバーンエアを供給するのはこういうタイプ。

二つとも同じ意味よねー。

ここから火吹かせて二次燃焼だっていって喜んでるヤツ、、もうやめてホントに。

今は2021年よ

昔はこういう風にバッフル下で空気が供給されるクリーンバーンが沢山あったけど、今はああいう空気を供給するバッフルを持つ機種が少なくなった。

どこ行った? って思うでしょ。クリーンバーンはどこで? ってなる?

おじさん教えたるか。

 

昔は設計意図としては、一番火があたるところ、、でクリーンバーンに使う空気を暖めたい、、のと、火が立ち上る上でもう一度温めた空気を供給したい、みたいな理にかなった感じでバッフル下にあったんだろうね。

それが、クリーンバーンって観察しているとバッフルの下で起きているっていうよか、炉内のいたるところで勝手に起きてるよね、ってなって

何もあそこで起こすよりは効率よく炉内で起こすには、、、

となって、今は

セカンダリーエア(ガラスの上から入ってくる空気)がプレヒート(余計に温まって供給される)されて炉内に入ることで、もっと自然に広範囲にクリーンバーン起きるようになったのさね。

火の先もせっかく燃えたいのに空気が足りないことになったらイヤ、ってそこいらへんもさらに供給されているのもある。

ま、ホント良く出来てますわ。

今焚いているレダとか、ヘルゴンE30とかはもう二つの空気だけ、いわゆるクリーンバーンの為の空気を持っていないのに、クリーンバーンして燃えてるってこと。

スカモレックスっていう素材の利点を生かした方法でもあるね。

やぱ、プライマリー(薪の下から入る空気)だけじゃキレイに燃やすのって難しいと思うんだよね。

最近ウチで組んでるメイソンリーヒーターは足りなくなる上にも空気が供給されるように作ってるのもあるよ。このあたりはこれからもどんどん改良されていくだろうね。プレヒートされたセカンダリーエアがクリーンバーンパイプにとって代わっていったわけなんだけど、

メイソンリーヒーターにもプレヒートされたセカンダリー入れてみたいなって来年のはやってみようかなと思ってた。

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