石付きがあったかいかどうかについて

2022年04月10日

ウチの店にもめっちゃお洒落なやつきた笑

最新式 笑

最新式って言い方笑。

いやホント焚いてると最新式って言わさる。 どのあたりが? って言われるとまた今度にするそれ。

質感の高さはホントあるね。これ、見えるとこ鋳物が使われてる部分あるんだけど、鋳物の質感ってやっぱいいね。

黒い石もいい。日本の家に合うと思う。

性能の高い家の、ベース暖房がある家にプラス、って感じの機種だね。

(それなんで? っていうのも今度やります)

この機種も石付と石無しがあったりして、

ま、なんのためについてるかというと、ただの意匠、、いや違う、蓄熱するため(ヨーロッパで蓄熱体を足すのは今はやり)で、

石がついていると、凄くあったかいイメージがある。

僕さっき意匠、って言いなおしたのはそこ。

石ついてたらよけいあったかいのか。そんなイメージ持ってる人も多い。

が、答えは石付も石無しもかわらない。(アッサリ言う)

だって

燃えて熱を出しているのは薪ストーブじゃなく、、薪ですからね(このくだり何年やってるの)

燃焼部分は石付も石無しも同じ。同じく燃やしたら同じ熱量を出すってわけ。

しつこいけど、出る熱量は同じ。

変わるのは量じゃなくて出方。

もし石無しのほうは、石が吸熱しなかった熱は他の熱になって出てるだけの話。

出てるのよ。

じゃ、吸熱した石は冷めにくいから長時間家があったかいかというと、、

100キロとか200キロの石が蓄熱する量って、すごい少ないからね。やぱ蓄熱物は上げる温度によるけど重量がたくさんあるか、石の温度がめちゃくちゃ上がるかでないと住宅の温熱環境に影響してこないよね。

昔あった電気の蓄熱暖房機ってだって、200kgとか300kgとかレンガ入ってたじゃない。もっと大きいのもあったね。しかもそれを650度とかまで上げないと暖房として温熱に作用しないんだからさ。(この写真の薪ストーブ、ヒタのスクルドは天板の30㌔くらいの石は150度にはなるのかな、横は平均すると100度くらいなのかな? 測ったことない)

小さい容量で高い温度、大きな容量で低い温度、比熱としては同じ量になるんだけど、これまた温熱環境としては全然違う結果になるんだよね。それもまたすごく面白いんだけど、

基本的には大きな容量で低い温度のほうが快適になる傾向があるんだよね。(その前に住宅によるけど)

昔薪ストーブライフ誌にこのあたりの計算載せたことあったような。

ごめんね、夢のない話をして笑。

薪ストーブ屋さんも高いやつ売ったほうが儲かるから石ついてたほうが、って言うよ笑。

僕は同じだよ、って言ったうえで、石付のほうがカッコイイよ、って言うけど。かわんないか笑。

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