赤いメイスンリーヒーター

2021年05月11日

マイナス24.3℃云々の時に積んだメイソンリーヒーの仕上げにニセコに来た。

こんなに雰囲気や味わいのあるレンガだけの時だと野暮ったいコペンハーゲンな赤いメイソンリヒーターだけど、ミスマッチなくらいクールでヘルシンキな雰囲気のドアをつけると、、

ドキッとするくらいかっこいいなー。

外国の古い壁みたいじゃん。

このレンガは還元に近い温度まで焼きあげられてて、けっこう硬いよ。サイズも温度かなり上げてるから曲がりや、けっこうなサイズのバラつきがあったんだけど、レンガのイイところはそんなバラつきでもちゃんとできるってところ。

ヨーロッパの建物は、窯から出てきた沢山のレンガで、焼きが甘い柔らかいやつは内部の構造に、硬く焼き締まったレンガは外部に(硬いものは吸水しづらく凍結に強い)と昔の日本の大工が木を見て建物作るようなことを自然にしてたんだよね。

 

こうやって見てるとさ、

鋳物や鋼板で出来たストーブももちろんイイんだけど、

そういうメタルのストーブが “モノ” だとするとさ、

こういう”モノ” じゃない、ストーブ、メイソンリヒーターがついている家で暮らすっていう人生 (大袈裟か!) も特別だと思うな。

値段がメタルよりずいぶん高いけど、その価値を選ぶ人がいるのは本当によくわかる。古くならないもんね。

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