F500、F400の”普通”の魅力

2021年05月28日

タカハシコウジ (仮名) っていう方がいるのね。

彼はストーブをウチの会社で始めたころよく僕に言った「オオイシさん、F500、F400売っておけば間違いないッスよ」

その言い方が軽く、人間的にもなんか軽く笑、そのせいでF500、400は本当にイイストーブなのに、その言葉を飲み込めずにいた。

っていうのは冗談だけど、

冗談でもないけど笑

F500、400の魅力って語るのって本当に難しいと思うんだよね。

何でか? って言ったらとてつもなくイイ意味での普通のストーブだから。

 

それだったら、当時流行ってたリーンバーンとか、エバーバーンとか、何回燃えるとか笑、言っちゃった方がなんかすげー! ってなって、そういうのはそこ膨らませたらまあ欲しくなるっていう流れを作るのはカンタンというか。

でも、現在、、

どっち残った? って、フツーが残ったよね。

丈夫で、あったかく、デザインも普遍的。

(このレンガイイでしょ、だって僕やたもんね笑)

俺の好きなモルソー7110CBだって、めっちゃフツー。だけど、あれを凌ぐ完成度のものってフツーに出てこないよね。

CBも付加価値つけちゃう商法ってあると思うよ、

それこそ鋼板のメリット盛ったり。100回言ってるけど、介して出てくる輻射熱は鋳物のほうが気持ちいいのは比べることできないくらい絶対だから。

あとは、石ついてたり、僅か100キロとか200キロの蓄熱ついてたりとかさ。

 

いろいろあって目指すは”普通”なんだよね。

“普通”以外は”普通”にならない限り無くなるのよ。だから普通って凄いんだよね。

 

そう、タカハシコウジ(仮名)は、普通の良さを上手に僕に語ってくれなかったんだよね当時。今は一周回って語ると思うけど笑

というか、今は語るまでもなく、時間が証明したともいえるよね。

F500、400よく当時凄い薪くうみたいなイメージが根強かったんだけど、、

なんのことは無い、

ホント薪入れすぎてたんだよね。

触媒機は前言ったように”詰め込んだ薪を何とかするロマン”だから、

その流れで詰め込み過ぎたのよ。

詰め込み過ぎると、ドラフトが強くなって、どんどん燃えるのよ。

かといって熾火もなく少ない薪でっていうのは問題外よ。

F400も500も、適量だとあったかく、燃え過ぎないってとこがあんのよ。

もちろん触る回数は増えるけどね。

そこを理解すると燃え過ぎないんだよねっていうか、、

触媒機のメリットってそこなんだよね。ホント触媒機の方が難しくないよね。

話はずれたけど、

そんなF400、500が2022年のエコデザインのアレで中身がガラッと変わったんだよね。今度そこを僕目線でしっかりレボートしたいと思います。

 

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