薪ストーブ第二世代の形

2021年12月01日

むかーし、、自分らの事を薪ストーブの “第二世代” と勝手に呼んでいた、、いや結局誰にもそう呼ばれることも無かったので “そう強く意識していた” んだけどさ、

(第一世代は日本の薪ストーブを持ってきたレジェンドたちね。)

その次の世代を意識したんだけど、

僕の前のブログ、熾壺日記でもそのあたりはとてもそういう気概に満ちていて、色々そういう動きや発信をしてきたと思うし、同年代の仲間と影響しあいながらだいぶ色々な事が第二世代の動きとともに変わってきたって感じるね。もちろん現状を俯瞰した時に必要だと思ったからそう動いただけの話なんだけどさ。

たとえば、

閉鎖的だった業界ノウハウをオープンにしていく動き、とか

高級薪信仰 から 手に入るものを焚きこなす とか

薪ストーブの性能  ではなく、薪や使い方の優位性 (薪ストーブが燃えているんじゃない、薪が燃えているんだ ←これもだね) の啓蒙とか

メーカー主導からディーラー主導へ とか

上がっていく住宅性能に色々な面でフィットしていくこととか

しっかりと意味のあるメンテナンスとか、メンテナンス難民を救ったとかさ、

第一世代がえええっつっ、、って思う事も、ま、当然世代が変われば反発も起きるから(すごいそこ乗り越えたわ笑)、そうやって時代が流れたんだけど。

 

そしていつのにか僕も白髪になり、見渡すと第三世代。。。

協会でも第三世代の若いストーブマン達と色々話ができてさ、ホントこういうのイイなって思うんだけど(こういう関係も昔はあまり無かったのかもね)、

若いストーブマン達と話しているとね、

触媒機黒歴史問題って言うんだけど笑、

触媒機に対してネガティブな、、、古くてダサい、、、壊れる、、みたいな印象を持っている人が凄い多いの。

ま、壊れて引き下げたりイイ想いしてないから、そうなるのもわかるんだけどさ。

第二世代は少なからずイイ思いもしてるストーブマンもいるからさ。わかんないけど。僕自身はアンコール2550とコンベクションヒーター265は大好きでずっと所有し続けるという事はいつも言ってるしね。あと700SL。

あのロマンが全ての入り口だし。

そこメチャメチャ堪能したし。

当然壊さないで使えるし メンテできるし笑

結局沢山の薪ストーブ使ってさ、

やぱホント、鋳物の薪ストーブだとしてもさ

スカモ越しの本体の輻射熱と、鋳物がタイレクトに暖まって出る輻射熱の気持ちよさの違い、、、、、

 

マジで別次元、、ホント。

 

これわかんなかったら鈍感だで笑

第二世代でもわかんないの既に半分くらいいるかも笑

ホントに寒い地域じゃないとそういうの求められてないのもあるかもね。

 

本当に古いストーブ最高。

本当にあったかいで。

今のストーブホント全然いいと思えない笑

 

でも売るの無いんだよな、、、スカモストーブばっかりで。

あの頃はよかったなあ、、、って、

経験や記憶が後ろにスライドした瞬間、、これが僕ら第二世代を象徴する形なんだなって。

いつか第二世代のオマージュって10年くらいしたらそういう薪ストーブを焚くスタイルとかあったりして笑。

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